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廿日市市子連
 
文部科学省「子どもの居場所」サイト
 

   ●広島県廿日市市 宮内子ども会 子どもの居場所づくり事業●
子どもの居場所づくり事業について
◎目的
児童の心の豊かさ(思いやり、行動力、協調性、前向きに生きていく力…)は、
1.学校生活
2.家族との生活
3.同じ地域で暮らす多くの人々との触れ合い

の中から生まれるものであり、こういう社会環境を「もっと日常的なものにする」
ためにこの「居場所作り事業」があると考えます。
   
◎発足したいきさつ
『ゆとり教育』の実施以降、ある子ども会の保護者から「場所と教材費を工面するから講師を連れてきて欲しい」と市子連に要望がありました。
このようなとき、文部科学省の「地域子ども教室推進事業」のある事を紹介され、学校側にも理解が得られたので、行政主導ではなく「学校と子ども会」が主導という、全国的にも珍しい取り組みが開始されたのです。
 
◎居場所とは(そして、人から認められる…「承認」の問題)
「人間は人と人との中でしか生きていけません」人の居場所は人々の中にあると云えます。居場所とは、他者との関わりによる安心感を得られる場所と云えます。
そして安心感を得られるということは「人から認められているという関係」【承認】を得るということですが、一般的に現代の子どもと若者に決定的に不足しているのは、この【承認】なのです。
この承認の欠乏感の生ずる原因は、
1.遊びへの不足
2.友だちとの交わりの不足
3.地域社会で生きていない

などです。学校、スポーツクラブ、
塾という限られた場だけでは承認不足が続きます。
子どもの居場所
子どもの居場所づくりに期待すること

◆他者との豊かな人間関係が結ぶ資質や能力が育つ
  今の子どもたちは、様々な人と人間関係を適切に結ぶことが苦手であるといわれています。居場所の活動を通してふれあい、コミュニケーションや協同での活動が行われると、他者理解が深められ、その結果として自己管理も一段と深まり、人間関係をより豊かに適切に築いていく資質や能力が育つようになると考えます。このことは学校でも教育課題として学校教育目標の中に謳っていることですが、学校と地域社会の両面から、人間関係を深める場や活動が行われることは意義あることだと思います。
サンプルイラスト
◆子どもたちに自主性、社会性、協同の精神が身に付く
  子どもの居場所
本来の教育目標の課副題自主・自立・協同の精神を基盤に、確かな学力や豊かな人間性、たくましい実践力を育てようというものです。この居場所づくりでも講師や地域大人の指導の下で、高学年に地域のリーダーとしての自覚が高まり、講座の中で低学年を指導する経験や相互の教えあい・学びあいをすることにより、次第に子どもたちにこの精神が育ってくれることを期待しています。
◆学校教育を補完し、幅広い教養を身につける
 

現在の講座は、芸術、自然科学、生活技術、新聞の4領域で内容構築されています。その内容は、@学校の教科の内容に直接間接的に関係するもの Aその後の学習に役立つものの見方や考え方 B生活を改善したり豊にする知恵や技術など先人や大人が生み出し伝えてきた伝統文化にかかわるもの等がふくまれています。子どもたちは、このような学習や活動を通じて、学校での学習をさらに深め、幅広い教養を身に付けていくものと考えています。同時に地域への誇りや所属感を持つことを期待しています。

宮内小学校長 柳原欣彌

柳原校長

 
 
宮内子ども会〜理想的な子ども会へ〜
 
 
宮内子ども会は昭和39年発足、40年代に入ると子どもたち自身の手で子ども会の運営を進めていこうとする空気が盛り上がり、益々活発化を表します。
昭和43年には、県教委区委員会の推薦を得て、毎日新聞社主催第17回全国優良子ども会に選ばれ、表彰されました。


 
「子どもは町(地域)が育てる」と言われています。
そして子ども会活動そのものが居場所づくりと考えています。
子どもにとって「子どもを育てるエリア」とは「子ども会のエリア」と基本的に考えています。また、「子ども会のエリア」が、安全安心の最小単位エリアだと思っています。また、あり続けないと行けないと考えます。

 
子どもの居場所づくり事業の課題と展開
今取り組んでいる「居場所作り事業」の最大の特徴は、異年齢集団が前提である子ども会単位で取り組んでいるところにあります。子どものタテ集団が崩壊して久しいですが、子ども会活動を通して、またジュニア・リーダを育成する事に関わらせて頂いて思う事は子どもには年齢の近い直近のモデルが必要と痛感します。父や母、教師、地域の大人もモデルではありますが、子ども達から見ると距離がありすぎます。
理想的な集団への変化
小さな子は大きな子に習い、大きな子は小さな子の面倒を見、良き手本となるように行動する。理想のようですが前述しましたように、私達の先祖は行っていた事です。学校や塾ではでは100%学べないし、親も教える事が出来ません。今まで大人達がバラバラにしてきた子ども社会を再構築する事を行っているのが本事業です。
 意図的・人工的に作り上げている「居場所」ですがこれに関わり続ける事によって「参画」するコツを身につけ、子ども自らが行動規範と規律を持ち、地域活動を自主的に担っていければ、人工的な「居場所」は必要と無くなる事でしょう。それが「居場所作り」施策や活動の最終目標であろうと考えます。
 
参画のはしご
地域の皆様・保護者の方へ
 

昨年6月より実施して居ります。「子どもの居場所作り事業」は講師・子ども会役員の献身は言うに及ばず地域の老人会、女性会、民生委員・児童委員、地域コミュニティの幅広い御支援を戴き、大過なく推移しております。
子ども達には、地域の人達との触れ合いが多い程日常生活への充足感が高い、と言う傾向が見られます。子ども達の思いやりや行動力、協調性、前向きに生きていく力等、心の豊かさは、学校生活だけで身に付くものではなく、家族や同じ地域で暮らす多くの人々達と触れ合いながら得られるものだと、私達は考えております。
地域と家庭と学校が一体となって子ども達を育んでいく、と言う社会環境をもっと日常的なものとする。それが「子どもの居場所作り事業」の目指すところです。
昨年に戴きました御助力に衷心より御礼申し上げますと伴に、今後も一層の御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。

廿日市市子ども会育成連絡協議会
会 長  本多 誠一

子どもの居場所づくり運営代表メンバー
 

◆山田 万里
◆柳原 欣彌
◆枝松 誓志
◆元川 清
◆石塚 宏信
◆三浦 高明

◆徳 誠一

平成18年度 宮内子ども会「居場所づくり」会長
宮内小学校長
平成18年度宮内小学校PTA会長
宮内地区老人会連合会長
宮内地区コミュニティ会長
宮内子ども会「居場所づくり」コーディネーター
野坂地区民生委員・競技会会長
宮内公民館館長

〈順不同〉

上記の代表メンバーに加え、十数人の運営委員で
構成されています。
今後も「子どもの居場所」づくりを影になり、表になり
支えていきますので、ご協力よろしくお願い申し上げます。

 
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